ゲーム三昧
入手経路や時期は忘れてしまったが、
1990年前後、、「PCエンジン」が手に入った。
厳密に言えば、コアグラフィックスなので二世代目のマシン。
発売は結構前(1987年10月※ウイッキ調べ)だったと思うが、パソコンメーカーという印象の強い、あのNECがハドソンとタッグを組んで開発し、販売を始めた8ビットの名機である。商業的には任天堂には及ばなかったらしいが、ソコソコのシェアはあったと推測する。
当時、グラフィック、キャラクターの動き、シューティングゲームでの処理遅延率、16ビットのスーファミと遜色のない性能だったと思う。しばらくPCエンジンは、「16ビット」と思っていたほど。
最初の出会いは、高校時代のクラスメイト、印刷会社の御曹司NRSEん家で、「カトちゃんケンちゃん」をプレイした事があった。スーパーマリオの二番煎じ感半端なかったけれど、興味のチャネルを有名キャラクターの部分から生み出した画期的商法ではあったように思う。ハドソンが絡んでいるのでその様な思いに駆られたのもある。
旭川の中古ゲームソフト買取販売店の夢工場によく通ったものである。考えてみると、PCエンジンのソフトは新品を買った事なかった。
この当時買った戦国麻雀は、3年前他界した親父が死ぬ間際までプレイしていた。←病床に伏していた訳じゃないんだが、いかんせん描写が。。
そして、札幌の手稲で一人暮らしをしていた頃、前々から気になっていた、セガのメガドライブを中古屋で見つけ購入。
ソニックザヘッジホッグ同梱限定品。解説VHSも同梱されていた。当時、アイドルで世に送り出そうとしていた高橋由美子が、ただただこのゲームに興じるだけのビデオ。マニアなら高値で売買可能だったかもしれん。まだ、インターネットなど普及前、パソコン通信がにわかに始められた時代背景なのでね。)
ベタではあるが、ソニック ザ ヘッジボッグの疾走感はイメージとして脳裏に焼き付いている。
PCエンジンにしろ、メガドライブにせよ、やっぱスーファミと比べると劣勢ではあった様に思う。だからと言って面白くない訳ではなく、それぞれに意欲的作品も多く存在した。
PCエンジンでは、邪聖剣ネクロマンサー(ピンボールゲーム)メガドライブではゴールデンアックス、シャインニングフォース〜神々の遺産は、秀逸なソフトとして認識がある。
ゲームは大好きではあったが、性格的に熱しやすく冷めやすいので、あまりにも難しいゲームは逆に興醒めして買っても直ぐに手放した経緯もある。
だから、ゲーマーというには差し出がましい印象もある。ゲームの世界観が好きだったのではないだろうか?
昨今のゲームはスマホで際限無く表現が出来たしまうので、ゲームに対する気持ちは殆ど無くなってしまった。年齢的なものと、極端な技術進歩が気持ちを萎えさせたと判断するが、昔、ゲームを興じた諸氏たちはいかがお思いだろうか?
このゲーム記事はまだ続くが、1970年代からスタートしたと思われる、ゲーセン業界、家庭用ビデオゲーム業界、マイコンなどの一連の進化を時系列で都度味わえたコトは、今のインターネットでなんでも手に入る時代には無い違った感覚の刺激だった。